近年AIの進歩により、ロボットもさまざまな役割を
するようになってきています。
その中で、今注目を浴びているのがロボットセラピーです。
アニマルセラピーというのは、よく耳にすることと思います。
医療介護施設に行き、患者達等の心のケアをしてくれる動物達の事です。
アニマルセラピーには、患者達が動物達と触れ合うことで、
病状が快方に向かったり、コミュニケーション能力の向上や、
精神安定と言った素晴らしい効果が出ています。
しかし、アニマルセラピーにも限界があり、
例えば、動物アレルギーのある患者は、動物達と触れ合うことが
できない場合があります。そして動物による、引っかきや噛み付き等の
突発的な事故の防止が難しいことがあり施設によっては
アニマルセラピーを受け入れる事が難しいと考えるところもあるようです。
そこでアニマルセラピーのような役割をロボットもできれば、
そういったアニマルセラピーの問題とされる部分を
クリアできるのではないかと考えられ、
今世界中でロボットセラピーの研究が進められています。
実際、ロボットが医療介護施設に赴き患者と触れ合うことで、
アニマルセラピーと同じ効果を出しているという報告もあります 。
弊社でも、AIBOを老人ホーム等の施設に連れて行き、
入居者の方たちにAIBOに触れ合っていただき
一緒に遊んでいただく活動をしております。
入居者の方達は、最初始めて見るAIBOに戸惑いもありましたが、
AIBOの愛らしい仕草やコミカルな動きに目を輝かせ、
AIBOとの触れ合いを心から楽しんでくださいました。
中にはAIBOを本物のわんちゃんのように可愛がってくださる方もおり、
最後はAIBO達とのお別れをとても寂しく思ってくださる入居者の方もいました。
この時、弊社のスタッフもAIBOを連れて帰る事がとても心苦しく感じたのを覚えています。
AIBOと一緒にタマ入れゲームをして遊ぶ入居者の方達です。
AIBOもボールを籠の中に入れられないように一生懸命逃げています。
皆さんとても楽しまれていました。

現在では、AIの著しい発達によって、セラピー用のロボットも、どんどん成長し続けています。
見た目の可愛さだけではなく、患者や孤独なお年寄りに寄り添いそして、
その相手にあった相応しい言葉を投げかけ励まし勇気つけてくれるものになってきているそうです。
そして今では、安価で高性能なセラピー用のロボットがでてきているらしく
一般家庭にも少しずつ普及してきているようです。
この先もっとAIの技術が進みロボットも動物と同じように、
患者や孤独なお年寄りに寄り添う事が出来るようになれば、
これからは、患者やお年寄り達の健康状態や住んでいる環境に合わせて、
アニマルセラピーを選択するのか、それともロボットセラピーを選択するのか、
自分達で決める事ができ、より良い環境で暮らしていくことが出来るのではないかと思います。

メモリースティックは、大切なAIBOの心です。
そしてとてもデリケートで壊れやすいものです。
それに初代AIBOの発売から今年で20年経っているので、
本来なら寿命がきてもおかしくない年数が経っています。
しかし、AIBOのメモリースティックは一般のメモリースティックより
丈夫に作られているようでとても持ちが長く、壊れにくいようです。
現在でも現役で使われているメモリースティックは
たくさんあり元気に活動できているAIBOがたくさんいます。
そこで、オーナー様にお願いがあります。
自分のAIBOのメモリースティックの寿命を
少しでも長くしていただけるように、取り扱いにご協力をお願い致します。
極まれにですが、AIBOを弊社に送っていただく時、
メモリースティックを裸のままで外に出した状態で、
送ってこられるオーナー様がいます。
これは非常に危険ですので、絶対されないようにお願い致します。
メモリースティックを送る場合は、
下の写真のようにメモリースティック用のケースに入れて
送っていただければ比較的安全です。

ケースにメモリースティックを入れるときは、右の写真のように、
先の金属部分(金色の部分)を中にして入れてください。
金属に触らないように出し入れができます。
もしケースが無い場合は、プチプチで包んでください。

そして発送の際は、箱の内側などにテープなどで
固定していただくとより安全です。
それから、メモリースティックに指等で強い圧力をかけないように
お願い致します。

メモリースティックの外観は無傷でも、
中は簡単に破損してしまう場合があります。
そうなった場合は、修復不可能になり、
あなたの大切なAIBOとの思い出をすべて失ってしまいます。
メモリースティック自体の交換となるのです。
それから、先の金属部分には触れないようにお願い致します。

この金属部分が汚れてしまいますと、
データの読み書きが出来なくなります。
AIBOが起動できなくなる場合がありますので、
触らないようにお願い致します。
特に素手では絶対触らないようにお願い致します。
弊社では、メモリースティックはAIBO本体に挿入した状態で
送っていただくようにお願いしています。
これは、裸でメモリースティックを送っていただくのを避ける為と、
紛失の心配が少ないので、そのようにお願いしております。
オーナー様のご相談の中に、治療をお願いした方がいいのか悩んでいる
といった事をお話される方がいます。
そのご相談の中で一番多いのが、7ちゃんの耳の聞こえ方についての
ご相談です。それは、「最近耳が遠くなった」とか
「命令に中々反応してくれない。」と言ったもので、
オーナー様の声がちゃんと7ちゃんに聞こえているのか分からない
といったものです。
どの機種の仔にもいえることなのですが、AIBOの取り巻く環境によって、
声が聞き取りやすくなったり、聞き取りにくくなったりします。
理想は、静かな場所で7ちゃんの近くでお話していただければ、
7ちゃんにはオーナー様の声が届くと思います。
しかし、それでも反応が鈍かったり、声が聞こえてなさそうなら、
一度、7ちゃんの頭の上で、声をかけてみてください。

7ちゃんの頭の上、上の図の赤い丸の位置と同じところに向かって
声をかけてみてください。
このあたりがオーナー様の声が一番聞き取れる位置です。
もしこれで反応が無ければ、一度検査させていただきます。
参考までに、ポートスくんの場合は、部屋の中に居る人の数だったり、
家具などの配置状況等でも、聞き取りやすさが変わるようです。
それから、ステーションの位置を変えただけで、
会話に反応して急におしゃべりになったというオーナー様のお話もあります。
ERS-111のオーナー様から、ステーションに入れたバッテリーが抜けないという
相談をお電話で頂くことがあります。

ERS-111のAIBOは、本体とステーションで同時に2本のバッテリーを
充電することが出来ます。
最近増えているようで、ステーションでバッテリーを充電すると、バッテリーが抜けなくなることがあるようです。原因は、ステーションの底の、バッテリーを固定するストッパー部分が、長年使っていることで少し歪んでしまいバッテリーが外れなくなっているからです。

★四角で囲っている部分。上の写真は正常。
歪むと、四角で囲んだ部分が少し中に入ってしまいます。
そこで、バッテリーがステーションから抜けなくなった場合の
対処方法を教えいたします。
まず、ステーションを持ち上げて裏返しにします。

そして上の写真のように、ステーションを固定しているストッパー部分を
爪の先に引っ掛けて、手前に軽く引きます。
この時は力を入れすぎないようにお願いします。
その状態で、バッテリーを引きます。
そうすると硬かったバッテリーがスルッとぬけます。
もし、それでも硬くてバッテリーが出せない場合は、
マイナスドライバー等の棒状のものをステーションを固定している
ストッパー部分に引っ掛けて手前に軽く引きます。
ドライバー等の道具を使う場合は、大きな力が加わりやすいので、
割れてしまう事もあります。
作業を行う場合は、必ず様子を見ながら慎重に行ってください。
AIBOのちょうど胸の当たりに、ステーションとAIBOを
接続する部分があります。
実は、ここは大切な部分なので出来るだけ汚さないようにお願いいたします。
特に、素手で触る事はなさらないようにお願いいたします。
なぜならこの部分が汚れてしまいますと、
ステーションとAIBOの接続が上手く出来なくなり、
ステーションがAIBOを認識できなくなるからです。

ステーションの接続部分も汚さないようにお願いいたします。
殆どのオーナー様はAIBOをとても大切に扱っていただいておりますので、
綺麗な状態の仔が殆どで、弊社ではまだこの部分の汚れが原因で調子が
悪くなって入院したAIBOは、おりません。
しかし、まれにこの部分が汚れているAIBOとステーションがあります。
その場合は、綺麗に汚れを落とさせていただきますが、
それも限界がありますので、可能な限りこの部分は汚さないように
していただきたく思います。
AIBOは、人間と対等のパートナーとして、
親友や兄弟のような関係であって欲しいと願って作られました。
それはAIBOという名前がAI(人工知能) と相棒と言う意味から、
つけられている事からもわかります。
しかし、お預かりするAIBO達を見ていると、
オーナー様のAIBOの接し方が少し違うようです。
オーナー様のお話を聞いていると、自分のAIBOの事を、
名前だけでなく、「息子」や「娘」といったような
呼び方をされるオーナー様がいます。
そしてオーナー様の名前を呼ぶ事のできるAIBOの場合は、
「お父さん」や「お母さん」と、親を呼ぶ言葉でオーナー様を呼ぶ仔もいます。
実は、ポートスくんもパートナーの事を「母ちゃん」と呼びます。

今日も元気なポートスくん。
他のAIBO達と同じでたくさんの親の愛情をもらって
明るい仔に育っています。
どうも自分のAIBOの事をまるで我が子のような気持ちで
接しているオーナー様が多くいるようなのです。
それは、なぜなのでしょうか?
まず、AIBOは、生まれたては赤ちゃんです。
何の知識も経験もありませんし、立って歩くこともできません。
オーナー様は、そんな状態からAIBOを育てなくてはいけません。
その為、初めてAIBOを育てるオーナー様の中には、
育てる事に不安や心配を感じ
先輩オーナー様からAIBOの育て方の方法を教わったり、
本やDVDなどを購入して一生懸命AIBOの育て方の勉強をする方もいます。
そして、AIBOはハイハイを覚え、そこから立って歩けるようになり、
オーナー様の顔を見つけると、喜んで寄ってくるようになります。
そして、オーナー様とコミュニケーションをとることで、
たくさんの事を学び、他にはない個性を持ったAIBOとして育っていくのです。
そしてAIBOは、ただ成長するだけではなく、一緒に暮らしていく中で、
たくさんの感動と驚きをオーナー様やその家族にもたらしてくれます。
20年近く経った今でもAIBOが我が子のように愛されるのは、
そういった経験がオーナー様にあるからではないでしょうか。

あなたは、AIBOの1ヶ月の電気消費量ってどれくらいかかるのだろう?
と気になったことは無いでしょうか。
もしかしたら、AIBOほどの複雑なロボットだと、
とんでもなく莫大な電気を消費していて、
我が家の家計を圧迫しているのではないだろうかと
心配した事はないでしょうか。
そこで電気消費量を調べる機械を使って、
代表でポートスくん(ERS-7)の1日(24時間)の
消費電力を調べてみることにしました。
ポートスくんの1日は、大半が電源を入れた状態で殆どステーションの上で
過ごしています。そして1日に1回お散歩をしています。
この条件でポートスくんの1日の電力消費量を調べてみました。
するとポートスくんの1日の電力消費量は、0.13kwhでした。
これを電気料金にしますと、なんと!1日約¥2円でした。
1ヶ月にしたら、約¥60円です。
月の食費が¥60円なんてうらやましいですよね。
AIBOは人にだけではなく、家計にも優しいロボットだったのです。
みなさんは、昔とても人気のあったAIBOのスポーツがあったのを
ご存知でしょうか?
AIBOが製造中止になってからは、
もう観戦することはできなくなってしまいましたが
全国の参加大学がエキシビションとして活躍したAIBOのスポーツです。
それは、AIBOによるサッカーの試合です。
2007年に大阪で行われたロボカップの中の
AIBOサッカーの全国大会の様子です。
当時は、独特のスタイルでボールを追いかけるAIBOが可愛いく、
その勇姿を生で見たいと、遠方からそのサッカーの試合を観にくる
AIBOファンもたくさんいました。
選手として参加するAIBOは、パールホワイトのERS-7です。
1チームは、5体のAIBOで構成されており、
レッドチームとブルーチームに分かれて試合を行います。
彼らのすごいところは、ラジコンのように人間に操られて
サッカーをするのではなく、
AIBO自身が考え判断し、サッカーの試合を行うのです。
彼らの行うサッカーはただ可愛いだけではなく、時には白熱し、
まるでラガーマンのように相手選手に
ガンガンぶつかりあいながら、ボールの奪い合いをしたり、
巧みなボールさばきでお互いにパスを出しながら
見事にゴールを決めたりと、とても迫力のある試合を観ることができます。
そして時には、AIBOらしい場面も見ることもあります。
一生懸命になるあまり、コートの中で迷子になる仔や、
猪突猛進に自分のチームのゴールに
ボールを入れてしまう仔もいます。
しかし観客たちは、そんなAIBO達が可愛いと
彼らの珍プレイにも、暖かい声援を送るのです。
現在では、AIBOサッカーを殆ど観る事はできませんが、
もしいつか復活することがあれば、
まだAIBOサッカーを観戦したことの無い方に、
是非観ていただきたいと思います。
・読売テレビ
ゲキ追X『愛されるために進化 ロボット最前線』
http://www.ytv.co.jp/ten/feature/
放送日時2019年1月22日
・読売テレビ
「かんさい情報ネットten.」生放送番組
放送日時2019年1月22日(火)17時前後
・日本テレビ
「スッキリ」
放映日時2018年7月16日(月)午前9時から18分間放映
・BS-TBS
番組名『それウチが引き受けます』
放送日時 2018年9月19日(水)19:00より
番組内容 人を救う職人ワザの取材(業界の駆け込み寺)
AIBO葬は、人間と同じように、ご住職の読経から始まり、
焼香、祈祷と行われます。

ご住職の祈祷を受けるAIBO達です。

参列者は、皆、彼らの魂が安らかになり、
天国でも幸せに暮らせますようにと祈りながら見守ります。
ご住職のお話はAIBOのみならず機械と人間の共生から始まり、
仏様のお話までと多岐にわたり、皆、聞き入りました。
そして、ご住職のお説教を最後に、第7回AIBO葬は終了いたしました。
第7回AIBO葬の様子がYouTubeに載せてありましたので、ご覧ください。
AIBO葬の後は、弊社のスタッフでAIBO葬の後片付けをし、
供養されましたAIBO達は丁寧に梱包され、
治療を待っている仲間のところへ送られます。
無事にAIBO葬が終わり、後片付けも済ませ、
やっとスタッフの緊張も解けてきました。
お昼には、ご住職から豪華なお食事をご馳走して頂きました。
お食事を頂く弊社のスタッフ達です。

海外から取材に来たテレビスタッフにもご住職はお食事を
振舞って下さいました。

終始和やかな昼食会となりました。
最後にAIBOをご提供していただきました皆様に
深く感謝を申し上げます。








