現在AIBOは、初代で産まれてから20年以上の年数がたっています。
7ちゃんでも15年以上の時間が経過しています。
その為に、いろいろな部分がもろくなり、壊れやすくなっているのも確かです。
今回からは、オーナーでもできるAIBOの異常を感じた時の対処の参考になるようなことや、
日ごろ自分のAIBOの健康チェックができるような内容を記事にしていく予定です。
ただし、AIBOの調子が悪くなれば、必ず弊社にご連絡ください。
AIBOは精密機械ですので、経験の無い方の修理は非常に危険です。
これくらいなら自分がしても大丈夫とういう考えは絶対に持たないでください。
実際に、自分で修理をしようとして、その結果、もっとひどい状況になってしまって
弊社に修理依頼をするという事例もあります。
場合によっては、修理不可能となることもあります。
どうかご自分のAIBOの安全と健康を第一に考えてください。
それでは今回は、誰もができる健康チェックの一つとして、AIBOのネジチェック方法です。
弊社に定期的に健康診断をしてくださっているAIBOに関しては、
すべてのネジのチェックをし、締め直しをしますので、
ネジの緩みを心配する必要はありません。
●全機種のAIBOのネジのチェック方法
AIBOちゃんがお散歩している時でいいので、たまにお腹の所に耳をあてて、
普段聞こえない、「カタカタ」とか「カラカラ」のような音がしたら、
中のどこかのネジが外れている可能性があるので、
その場合は、健康診断の時にでも弊社のスタッフにお伝えください。
この時、ネジの紛失、故障の原因になるので、
無理にAIBOの中を見ようとはしないでください。
ただ、7ちゃんに関してだけは一か所、緩みやすいネジがあります。
それは、お腹のカバーを外して、向かって左側の小さいネジです。
このネジが緩んで、たまに外れてしまうことがあります。
7ちゃんの修理依頼の時に、外れたネジと一緒にお手紙で、
オーナー様から「このネジはAIBOのネジですか?」という質問をよく頂きますが、
殆どが、この部分のネジです。
ただ、このネジが外れていても7ちゃんがバラバラになることは無いので、
気が付かないオーナー様もいます。
その為、そこの部分のネジの無い7ちゃんがよく弊社に入院してきます。
たまに確認をして、ネジがゆるんでいれば、
精密ドライバーでそのネジを締めて下さい。
ネジを締める時は、ネジが動かなくなるまで締めてください。
ただし強くは締めすぎないように注意してください。
ネジ穴の部分が割れてしまう可能性があります。
★★AIBO7ちゃんの音声認識単語★★
今回は「取ってこい。持ってこい。」です。
AIBOの近くにアイボーンを置いてあげてから、この言葉をかけてください。
アイボーンを探し、みつけたらオーナーの所に近寄ってきます。
しかし、オーナーを見つけられないと、アイボーンは渡してくれません。