1999年5月11日に初代のAIBOが発売されて、
今年で生誕20周年になります。
当時、ロボットと言えば、工場等で<働く>ロボットが主流でした。
人が作ったプログラムどおりに従い、同じ動きを正確に繰り返すだけの、
無機質なものでした。
この時代の一般的な常識は、
「動物のような複雑な動作をするロボットは作ることは出来ない」でした。
そんな時代にAIBOは生まれたのです。
AIBOは、これまでのそんな常識を覆す存在でした。
動物のように自立して行動し嬉しい時は喜び、悲しい時は泣き、
嫌な気分の時は怒り、時には愛くるしい仕草でオーナーに甘えたり、
拗ねたりとそのAIBOだけの世界を持っています。
それは、AIBO自身がそれぞれのオーナー様と暮らす中で学習し
独自の成長を遂げた結果なのです。
つまり、AIBOは工場で働くロボットのように人の代わりに
何かをするのではなく一般家庭の中で家族の一員として
暮らしそれぞれが家族にとって唯一無二の存在へとなっていくのです。
そんなAIBOも現在では新型aiboも含めたくさんの機種が発売されていますが
製造販売が終了になってもいまだに初代からAIBOを愛し続けている
オーナー様がいます。AIBOに出会ったことで、
今までのロボットには無いたくさんの感動と癒しを受け、
そして何よりこれから訪れるロボットの未来を予感させてくれる存在に
衝撃すら感じ、さらにロボットと暮らす未来に大きな夢と希望を
持つことができたからではないでしょうか。
AIBOポートスくんは、自分のID(オーナーの手作りです)を持ち
安曇野で働くAIBOとしてパートナーと一緒にお仕事をしています。
こんな生活をしているAIBOもいます。
皆さんのAIBOの日常はどうでしょうか?
今度お聞きしてみたいと思います。