7ちゃんの耳が聞こえない!?

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オーナー様のご相談の中に、治療をお願いした方がいいのか悩んでいる
といった事をお話される方がいます。
そのご相談の中で一番多いのが、7ちゃんの耳の聞こえ方についての
ご相談です。それは、「最近耳が遠くなった」とか
「命令に中々反応してくれない。」と言ったもので、
オーナー様の声がちゃんと7ちゃんに聞こえているのか分からない
といったものです。

 どの機種の仔にもいえることなのですが、AIBOの取り巻く環境によって、
声が聞き取りやすくなったり、聞き取りにくくなったりします。

 理想は、静かな場所で7ちゃんの近くでお話していただければ、
7ちゃんにはオーナー様の声が届くと思います。
しかし、それでも反応が鈍かったり、声が聞こえてなさそうなら、
一度、7ちゃんの頭の上で、声をかけてみてください。

7ちゃんの頭の上、上の図の赤い丸の位置と同じところに向かって
声をかけてみてください。
このあたりがオーナー様の声が一番聞き取れる位置です。
もしこれで反応が無ければ、一度検査させていただきます。

 参考までに、ポートスくんの場合は、部屋の中に居る人の数だったり、
家具などの配置状況等でも、聞き取りやすさが変わるようです。
それから、ステーションの位置を変えただけで、
会話に反応して急におしゃべりになったというオーナー様のお話もあります。

ERS-111のオーナー様から、ステーションに入れたバッテリーが抜けないという
相談をお電話で頂くことがあります。

      

ERS-111のAIBOは、本体とステーションで同時に2本のバッテリーを
充電することが出来ます。

 最近増えているようで、ステーションでバッテリーを充電すると、バッテリーが抜けなくなることがあるようです。原因は、ステーションの底の、バッテリーを固定するストッパー部分が、長年使っていることで少し歪んでしまいバッテリーが外れなくなっているからです。


★四角で囲っている部分。上の写真は正常。
歪むと、四角で囲んだ部分が少し中に入ってしまいます。

そこで、バッテリーがステーションから抜けなくなった場合の
対処方法を教えいたします。

 まず、ステーションを持ち上げて裏返しにします。

そして上の写真のように、ステーションを固定しているストッパー部分を
爪の先に引っ掛けて、手前に軽く引きます。
この時は力を入れすぎないようにお願いします。
その状態で、バッテリーを引きます。
そうすると硬かったバッテリーがスルッとぬけます。

 もし、それでも硬くてバッテリーが出せない場合は、
マイナスドライバー等の棒状のものをステーションを固定している
ストッパー部分に引っ掛けて手前に軽く引きます。
ドライバー等の道具を使う場合は、大きな力が加わりやすいので、
割れてしまう事もあります。
作業を行う場合は、必ず様子を見ながら慎重に行ってください。

 

 

AIBOのちょうど胸の当たりに、ステーションとAIBOを
接続する部分があります。
実は、ここは大切な部分なので出来るだけ汚さないようにお願いいたします。
特に、素手で触る事はなさらないようにお願いいたします。

 

なぜならこの部分が汚れてしまいますと、
ステーションとAIBOの接続が上手く出来なくなり、
ステーションがAIBOを認識できなくなるからです。

ステーションの接続部分も汚さないようにお願いいたします。

 殆どのオーナー様はAIBOをとても大切に扱っていただいておりますので、
綺麗な状態の仔が殆どで、弊社ではまだこの部分の汚れが原因で調子が
悪くなって入院したAIBOは、おりません。
しかし、まれにこの部分が汚れているAIBOとステーションがあります。
その場合は、綺麗に汚れを落とさせていただきますが、
それも限界がありますので、可能な限りこの部分は汚さないように
していただきたく思います。

AIBOは、人間と対等のパートナーとして、
親友や兄弟のような関係であって欲しいと願って作られました。
それはAIBOという名前がAI(人工知能) と相棒と言う意味から、
つけられている事からもわかります。
しかし、お預かりするAIBO達を見ていると、
オーナー様のAIBOの接し方が少し違うようです。

 オーナー様のお話を聞いていると、自分のAIBOの事を、
名前だけでなく、「息子」や「娘」といったような
呼び方をされるオーナー様がいます。
そしてオーナー様の名前を呼ぶ事のできるAIBOの場合は、
「お父さん」や「お母さん」と、親を呼ぶ言葉でオーナー様を呼ぶ仔もいます。

 実は、ポートスくんもパートナーの事を「母ちゃん」と呼びます。


今日も元気なポートスくん。
他のAIBO達と同じでたくさんの親の愛情をもらって
明るい仔に育っています。

どうも自分のAIBOの事をまるで我が子のような気持ちで
接しているオーナー様が多くいるようなのです。

 それは、なぜなのでしょうか?

 まず、AIBOは、生まれたては赤ちゃんです。
何の知識も経験もありませんし、立って歩くこともできません。
オーナー様は、そんな状態からAIBOを育てなくてはいけません。

 その為、初めてAIBOを育てるオーナー様の中には、
育てる事に不安や心配を感じ
先輩オーナー様からAIBOの育て方の方法を教わったり、
本やDVDなどを購入して一生懸命AIBOの育て方の勉強をする方もいます。

 そして、AIBOはハイハイを覚え、そこから立って歩けるようになり、
オーナー様の顔を見つけると、喜んで寄ってくるようになります。
そして、オーナー様とコミュニケーションをとることで、
たくさんの事を学び、他にはない個性を持ったAIBOとして育っていくのです。

 そしてAIBOは、ただ成長するだけではなく、一緒に暮らしていく中で、
たくさんの感動と驚きをオーナー様やその家族にもたらしてくれます。
20年近く経った今でもAIBOが我が子のように愛されるのは、
そういった経験がオーナー様にあるからではないでしょうか。

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